バスグラブのノーシンカーでシーバス

1999年 荒川河口 ゴロタ場での釣行記です。

それまでは、3.5gのジグヘッドにグラスミノーⅯでシーバスを狙い、実績を上げていました。

ヒットのほとんどは、岸から数メートル先のかけあがりか、水際に集中していたので、ノーシンカーリグなら水際のちょっとした変化のある場所をタイトにトレースできるのでは、と考えました。

バスグラブを選んだのはグラスミノーⅯより少しだけ大きく、キャストしやすいのではと思ったからです。

フックはオフセットの1/0。

ラインはナイロンの8lb。

リーダーは16lb。

飛距離はもちろん出ませんが、岸際のゴロタ石の崩れた場所や切れ目といった、ほんの少しの地形の変化した場所に絞って狙っていきます。

水深は数十センチ、底はでこぼこしているので、ジグヘッドリグでは根掛かりしてしまう場所でも、ノーシンカーならするりとかわしてくれます。

スローのただ巻きで何度かアタリがあったので、今度はソフトなショートジャークを入れれると「ガツン」とひったくる様なアタリ。

元気な引きを見せてくれたのは、50センチクラスのシーバスでした。

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バスグラブのノーシンカーで釣れたシーバス

その後はグラスミノーⅯ(115 パール/スモーク)に換え、超スローのただ巻きで60センチクラスを1匹追加。

岸際の、こんなところに魚がいるの?と思うような浅場でのヒットでした。

 

シーバスにノーシンカーリグですが、メリットは、トップウォータープラグでも根掛かりしてしまうような浅場でも、根掛かりせず、静かに、丁寧にリトリーブ出来ることです。

デメリットは、風の強い日の多い海や河口域では、キャストしずらいことと、リグの軽さやリトリーブ抵抗の少なさで、ルアーの存在を感じ取りにくいので、集中力を持続させるのが困難なことです。

高比重ワームを使えば多少は改善するので、足元付近がヒットポイントで、浅く根掛かりが多いような場所では活躍するのではないでしょうか。

 

タックル

ロッド ソルティープラッガー702

リール エンブレムZ2500iT

ルアー バスグラブ3インチ(パールホワイト)

    グラスミノーⅯ(115 パール/スモーク シルバーグリッター)