知床 釣行 2015年 8月 二日目
2015年 8月7日 知床釣行二日目
この日は再び知床横断道路を渡り、羅臼側に向かいます。
最初に入ったのは、オッカバケ川の河口付近。
狙いはオショロコマです。
河口とは言っても、知床半島の場合、渓流がそのまま海に流れ込んでいるような地形のため、海からほんの数メートルの場所で渓流魚が狙えるらしいのです。
しかし、オショロコマの反応はなし。
おかしい、と思いつつ、さらに上流方面も探りますが、全く反応なし。
仕方なく、近くのオッカバケ漁港へ行って、ガヤ狙い。
5gのジグヘッドにグラスミノーLで港内を探っていくと、まあまあサイズのガヤがヒット。
他に数匹釣ったところで、半島先端方面の相泊まで行くことにします。
車の通れる道路は相泊までで、その先は徒歩で行くことになあるのですが、数本の小さな川が流れ込んでいて、海岸ではカラフトマス、川ではオショロコマが狙えるようです。
オッカバケ漁港から相泊までは約15キロ、35分ほどで到着。
ここから徒歩で海岸沿いを進もうと思ったのですが、天気は曇りで八月だというのに寒い。
レインコートを着ても、この寒さで数キロ先まで歩いて、さらに釣りをするのは無理と判断して、すぐ目の前の相泊川の河口でカラフトマスを狙いますが、回遊はなかったようでノーヒットに終わりました。
駐車スペースを見つけ、土手を降りて川へ入ります。
頭上に木々が生い茂り薄暗い場所で、パニッシュ55F赤金をキャスト。
浅い場所ですがすぐにヒット。
水面でバレてしまいましたが、黒っぽい魚体にオレンジのお腹が見えました。
間違いなくオショロコマ。
ちょっと感動しました。
その後は駐車スペースを見つけてはルアーを投げますが、チェイスは確認で来ますがヒットはなし。
湯元橋のたもとに車を停め、土手を下ります。
ここは結構急な坂になっているので注意が必要です。
コンデックス3gで、橋の影で暗くなっている場所をリトリーブすると、グッとアタリ。
重量感のある引きに「遡上魚がヒットしてしまったかも」と思いましたが、そこまでのサイズではなく、25センチはありそうな、丸々太ったオショロコマが見えましたが、惜しくもバラシ。
さらに上流へ、狭い足場に苦労しながら進み、ついにヒット。
これは、小さいながら体高のあるヤマメでした。
さらに続けると、やっとオショロコマを釣り上げることができました。
紫がかった側面に、オレンジのお腹、朱色のヒレがきれいです。
この日はここで終了。
ウトロに戻り、ホテル近くの食堂で海鮮丼を食べて就寝です。